「運命」を考える

みんな~~~!!宮玉にうなされてるか~~い!!!!

お久しぶりです。ぴのです。お察しの通り、宮玉に苛まれ続ける日々を送っています。寝ても醒めても「運命」のことしか考えられないので、一旦いま思うことを文に残そうと思います。みんなも絶対道連れにします(怖すぎ)

ここでは「運命」の歌詞についての自己解釈を連ねたのですが、結局考察にすらなっていない散文です。みんなも一緒に迷子になろう。

 


歌詞解釈の前に、いくつか、現時点では不明な点を仮定しておきます。

 
まず、「運命」における宮田くんとたまちゃんの状況について。

(宮玉3部作のふたりは現実の宮玉とは別の世界線に存在することは分かっていますが、利便性のためにここでは宮田くんとたまちゃんと書きます)


考えうる可能性は

  1. 「星に願いを」後のふたり。たまちゃんが逝ってしまい、ひとりで現世に生きる宮田くんと天国にいるたまちゃん
  2. さらに時間が経ち、宮田くんも他界した後の宮玉。ふたりとも天国にいるが、まだ天界で出会えていない。
  3. 転生後の宮玉。ふたりとも生きている。
  4. 実はたまちゃんが生きていた。「星に願いを」時点で他界していないので、ふたりとも生きている。

の4つくらいかなぁと思います。世界線が掴めないと、歌詞の解釈がばらけて難しいなと思うので固めたいのですが、これまでに公開されている歌詞から推察すると、1が自然なのかなぁと感じます。まぁ1が最もキツい展開ぽいけどね!ガハハ!!(無理に笑うな)

 
ということで、ここでは「運命」は1の世界線が舞台という仮定のもと進めていきます。

 

 

次に、時系列について。

これはふと思いついただけなのですが、もしかして、3部作の順番って「BE LOVE」→「星に願いを」→「運命」とは限らないんじゃないの!?という話です。オタクが大好きなやつね。(主語をでかくするな)

なんでそんなことを考えたかというと、「BE LOVE」に、“夜明けには朝日が消してしまう 君の気配留めていたくて”という歌詞があり、「運命」解禁後にその部分を聴いて(朝日が気配を消すって……まさか、たまちゃんが幽霊だから!?)と突然思ったからです。朝日によって気配が消されるって、生身の人間ではありえなくないですか???ここは実は、「BE LOVE」が発表された当初から気になっている点です。

ちなみに、3曲の順列は6通りあり、色んなパターンを考察するのは超楽しいと思うのですが、結局一番流れが自然に思えるのは発表順なんですよね。連作らしく前作の歌詞の引用があったりして、そういう関連を考えると「BE LOVE」→「星に願いを」→「運命」の順なのかなぁと思います。

朝日が気配を消す問題については、夜のうちに帰っちゃったのかな?君は帰ってしまったけど、その気配だけはうちに残っていて、でも、朝日がその気配を消し去ってしまう、ということなのかな……という解釈で今のところ落ち着かせています。他解釈があればぜひ教えてください。


よって、時系列については「BE LOVE」→「星に願いを」→「運命」であると仮定します。

個人的には、この3曲をループし続ける説も興味があるのですが、めちゃめちゃ怖いし考えるのがすごい疲れそうなので割愛します。宮玉考察は体力勝負。推すだけで体力がつくシンメ!!

 


以上の2点をふまえて!解禁されている2番サビまでの歌詞を自己解釈していきます!!もう既にちょっと疲れたな!体力がないオタクだ……

 

※多分だけど、ここから先を読む前に「運命」を一度聴いた方がいいよ!!

 2020年3月11日(水)24:00~25:00 | レコメン!24時台 | 文化放送 | radiko

 


ひとりきりを繰り返しては

返事のない空を見つめてた

夜の街へ出かけた僕は

少しハメを外して記憶なくし

 
まずは宮田くん視点の歌詞が続きます。

たまちゃんが先立ってしまい、ひとり孤独を抱えて生きている宮田くん。返事のない空を見つめてた は「星に願いを」の 夜空を見上げて Thinking about you見上げてる いつも All night long にかかっているのかな、と思います。たまちゃんは「星に願いを」で宮田くんのことを空から見守ってたし多分めちゃくちゃ念を送ってたと思いますが、当然宮田くんに届いておらず、彼にとってはたまちゃんからの返事はないわけです。

そして、その辛さをごまかすために、夜の街へ繰り出してお酒を飲むわけですが、おそらくヤケ酒をしてしまって、記憶を飛ばしてしまう。ひとり酒で、余計に寂しさが浮き彫りになってしまったのかもしれません。隣で話したり、飲みすぎをたしなめてくれた相手はもうおらず、それが深酒を促したのかもなぁ。そして、ハメを外してしまう。この「ハメを外す」が何を表すのか明記はされていませんが、他の歌詞から推察するに、行きずりの相手と関係を持ってしまったのかな、と思います。

 

 

確かあなたが歌ったセリフ

永遠よりもずっと長く

誰に向けた言葉なのでしょうか


ここからたまちゃんパートです。

永遠よりもずっと長く とは、「星に願いを」の宮田くんパート 永遠よりもずっとずっと長く 君のこと思い続けるよ を指していると思います。宮田くんが「星に願いを」で歌ったたまちゃんへの想いは、ちゃんと本人に届いていたんですね。でもたまちゃんの宮田くんへの想いは届かない。それもまた辛いところだなぁと思います。

つまり、この部分は 永遠よりもずっとずっと長く 君のこと思い続けるよ って、誰に向けた言葉でしたっけ??僕ですよね??何フラフラしてんの???という怒りの追及なのかなぁ。敬語で詰めてくるところに玉森さんのマジのキレを感じます。強い圧を。真正面から怒らずに、誰に向けた言葉なのでしょうか ととぼけるように皮肉っているのも凄みを増幅させている気がします。

 

 

違う

何が

聞いて

何を

それは

それは


何も覚えていないから

そんなもの信じない


ふたりの掛け合いパート。別名、宮田くんの言い訳タイムです。

違う 聞いて には 何が 何を と、一応弁明を聞いてあげる姿勢をとっていますが、その後の 何も覚えていないから という言葉は そんなもの信じない と一蹴。この時点では、(たまちゃんが求める回答ではなかったのかな?)と思ったのですが、2番を聴いてこの突っぱね方にも理由があるのかもしれないな?と思いました。後述①。

ここで思ったのですが、ふたり、会話できてるじゃん!?めちゃめちゃテンポよく、タイムラグなく会話してんじゃん!?!?生放送の中継だってもうちょい時間かかりますよ(??)

ここはまだ私の中で消化しきれていない点です。宮田くんは空を見つめても返事がないと言っていたのに、このパートではふたりは会話ができている。ていうか宮玉がこんな風に言葉を交わすことができるなら宮田くんはひとりきりを繰り返さずに済むし、ヤケ酒なんてしないと思うんですね。この辺りはまだ謎です。

友人が「夢の中の話なのでは?」という仮説を立ててくれて、なるほどそういう可能性もあるな、と思いました。でも、2番の歌詞を踏まえると、それも条件付きの仮説になると思います。後述②。

 

 

複雑に絡まる恋物語

傷つけて傷つけられて

あの歌の未来に取り残されて

僕たちの愛は同じなのに

すれ違う2人はこの距離に惑わされる

運命を振りほどけない

 
サビです!!!ふたりで歌っているところはこの色にしています。

やっぱりこの関係は「恋」なんですよね。結婚しても、死別しても、ふたりは恋をしている。その軸はずっとブレていないんです。

あの歌の未来 というのは、「BE LOVE」で歌った内容を指すのかなと思います。直接的にリンクする部分はないのですが、このままで 僕らずっと なるべくゆっくり歩こうその手を握る強さ 交わす言葉の温度は ずっとそのままで など、ふたりで過ごす未来を見据えた歌詞が目立ちます。

あの時たしかに、ふたりの愛は同じで、それは今も変わらないはずなのに、すれ違ってしまう。その原因が、地界と天界という、縮めることのできない距離にあることは間違いないでしょう。他の何よりも遠い、現世と常世という物理的な距離が、心の距離をも生み出してしまう。ふたりは、この運命を振りほどくことができない。

 

 

う~~~~ん!!!!!!重た!!!!!!

胃もたれ、それにお腹にも来そう…………第一三共胃腸薬プラスも走って逃げ出す重さ。まだまだ続きます。

 

 

逃げ場のない気持ちの壁に

僕の心潰されてたんだ

夢でさえも会えないのなら

ずっと孤独の中を生きていけと

 
ここから2番。1番同様、まずは宮田くんパートです。

逃げ場のない気持ちの壁……これがちょっと、解釈が難しいな、と思っています。私これ《逃げ場のない気持ち / の / 壁》だと思ってたんですが、もしかして《逃げ場のない / 気持ちの壁》なのでは!?と夜中の3時に突然思いつきました。寝ろ。

つまり、たまちゃんを失ってひとりで生きるうちに、負の感情が壁のように高くそびえ立って、自分の心が圧迫されていくように感じる。四方八方を囲まれて、逃げ場がないような気持ちになって追い詰められていた、みたいな。う~んどうだろ。

そしてここで、さきに後述②と書いた話が出てきます。掛け合いパートは宮田くんの夢の中が舞台なのでは、という仮説ね。

ここで宮田くんが 夢でさえも会えないのなら と歌っていることより、彼自身はたまちゃんが逝ってから一度もたまちゃんの姿を(夢や幻覚として)見ていないんですね。となると、もし掛け合いが夢の中で行われていたとしても、宮田くんはそれをまるごと覚えていない、ということになります。ムズ設定。謎は残る感じですね。

これから続く人生、ずっと孤独に耐えていけというのか?という宮田くんの悲痛な叫び。正直、たまちゃんに先立たれた宮田くんが新たな伴侶を見つけることに問題はないのですが、宮玉においてはたまちゃんが法なので。許されないのでしょう。正解は玉森裕太

 

 

見え透いた言葉を盾にして

遊ぶ理由を探すのなら

これ以上見逃すことできない

 
たまちゃんパート。嫁バチギレです。

宮田くんの嘆きも、遊ぶことを正当化するための言い訳にしか聞こえないたまちゃん。手厳しいです。私はそこには理由があると思っていて、たまちゃん自身もまた、孤独と戦っているからではないかな、と感じました。

宮田くんが寂しさや無気力感に襲われながら現世を生きているということは、たまちゃんもまた、常世で宮田くんのいない生活を送っているということです。パートナーを失ったのはお互い同じなんですよね。自分も宮田くんがいない生活は辛くて不安だけど、毎日どうにか頑張っている。もしかしたら、宮田くんを残して旅立ったことへの罪悪感のようなものも持っているかもしれません。それなのに、孤独に耐えかねて別の相手と関係を持ってしまった宮田くんに、怒りや失望を感じているのかな、と思います。

そして これ以上 という言葉。え??もしかして、何回かは許してあげてる??たまちゃんは何度も宮田くんが “遊ぶ” 姿を目撃していて、もうこれ以上は我慢ならない!ということなのでしょうか。不穏ですね。

 

 

違う

またか

本当だ

どこが

それは

それは


君に似ていたからさ

最悪の言い訳


お待ちかね!(?)言い訳タイムです!!!宮田選手、ここにきてワースト言い訳記録を叩き出してしまいました。本当にこれは最悪の言い訳。まじで反省してほしい。俺に似てる人だったら誰でもいいんだ??ってなるよそりゃ。

ここで後述①の話をします。1番で宮田くんの 何も覚えていないから に対して そんなもの信じない と一刀両断したたまちゃんの話。

これね、1番で 何も覚えていないから と言っておいて、2番では 君に似ていたからさ と言う宮田くん。

いや、覚えてんじゃん!?!?

オイオイ、兄ちゃんよォ。ばっちし記憶あんじゃねぇの。と思ったところで、(あっ、だから、1番でたまちゃんは そんなもの信じない と斬ってたんだな…!)と合点がいったわけです。瞬時に嘘を見抜く嫁、強すぎでは???流石です。言い訳がハッタリだったと即座にバレてしまう宮田くんですが、これが「星に願いを」の歌詞とリンクしてしまう。嘘なんてつかない貴方だから という歌詞。たしかに、嘘をつくのが下手なんだな、とこの部分から分かってしまいます。不本意だろうねぇ。ちなみにみんなは、“一度だけの短いセリフ” なんだと思う??(大脱線!!!!)

友人から、「1番と2番は別日なんじゃない?」と言われて、これもまたなるほど!?と思いました。すなわち、1番の 何も覚えていない 日とはまた別の日に、君に似ていた 人と遊んでしまったと。であれば、たまちゃんの これ以上 という言葉の説明にもなります。なるほど、なるほどね~~~~…………いや、それはそれで、どうなの?????

そうなると、宮田くんは意識を保った状態でたまちゃん似の誰かと関係を持ったことになり、たまちゃんにも、たまちゃんを重ねられた誰かにも酷だなぁと思ったりします。宮田くんの気持ちが今もたまちゃんに向いており、その影を追い求めていることはたしかなのですが。

 

 

出口の見えないトンネルのように

苦しくて不安になるよ

あの歌を歌った頃に戻って

ほどけない糸で強く結び

すれ違う2人を無理やりに縛りつけて

運命に逆らえたなら

 
サビです!!

いつまでこんなすれ違いの状態が続くのか。出口の見えないトンネルのように真っ暗闇の中で、未来を見失ってしまっています。どんなに長いトンネルでも、ふたりが共にあれば愛情を見失うことはなかったんだろうな、と考えるとやりきれない気持ちになります。「BE LOVE」では その手を握る強さ はずっと変えたくない、と言っていたのですから、握る手さえあれば、どんな場所でもふたりはふたりでいられたんじゃないかな、と思ってしまいます。

あの歌 とは、やはり「BE LOVE」かな、と思います。1番でもそうでしたね。「BE LOVE」を歌っていた、想いがねじれることなく通じあっていた頃に戻りたい。そして、ふたりをほどけない糸で縛りつけて、死によって別けられてしまう運命に逆らえたのならば、と思わずにはいられない。

 

 

これのどこが、「捉えようによってはハッピーライフ」なんですか!?!?!?

ハッピーのストライクゾーンが広すぎる。暴投です。

2番サビまでの時点でハッピーな点を無理やり挙げるとすれば、お互いの気持ちがお互いに向いているところかな……死がふたりを別つまで、とは結婚式などで聞く言葉ですが、この2人に関しては、別けられてからもお互いに執着しているように感じます。強い。

たまちゃんの姿も見えず、声も聞こえず、夢の中ですら会えない宮田くんと、宮田くんのことは見えて、声も聞こえるけれど、自分の返事は相手には聞こえないし、姿も見えない。宮田くんの言動に影響を与えることはできず、ただ見守ることしかできないたまちゃん。お互いに違った辛さがあると思います。気持ちは同じなのに、すれ違ってしまう。苦しい。

 


Twitter上でみなさんが予想されているように、最後には宮田くんも死んでしまう気がしてなりません。ハピエン厨の私は恐れ戦きながらアルバム発売を待っています。

3月25日発売です!(ド直球宣伝)

DISC | Kis-My-Ft2 Official Website

「運命」が収録されているのは通常版のみです。みんな、狂気を手元に置こう。